愛媛県四国中央市で司法書士に相続相談するポイント
愛媛県四国中央市は、四国四県が接する地域で交通の要所となっています。
そのため、四国各県の県庁所在地までおよそ1時間程度と、どこからでもアクセスしやすいのが特徴です。
そんな愛媛県四国中央市周辺で、司法書士に相談したい場合、どのような点に気を配ればよいのでしょうか?
今回は、愛媛県四国中央市で司法書士に相談する際のポイントについてご案内します。
司法書士の役割とは?
司法書士は、主に2つの専門家として活躍しています。
・登記の専門家
・相続の専門家
【登記の専門家】不動産登記や商業登記サポート
登記とは、国が管理する登記簿に権利関係などを登録する制度で、以下の種類があります。
・不動産登記(売買や相続、地目変更など)
・商業、法人登記
・成年後見登記
・動産、債権譲渡登記
登記申請をすることで、他者に対して自身の権利を主張できるようになり、不動産の売買や新しい会社の新設などが登記簿に記載され、円滑な取引を実現します。
登記は、種類によっては申請期間が定められているものがあり、義務化されているものも多く存在します。
しかし、期間や義務はともかく、登記をしないままでいるということは、ご自身の権利や財産を守れない危険があることと同義です。
また、2024年4月1日から不動産登記の中の「相続登記」が義務化されました。
経過措置は用意されているものの、自身に相続があったことを知った日から3年以内に登記申請をしなければ、10万円以下の過料を課される可能性があります。
相続登記義務化について詳しくはこちら>>
将来、ご自身がこうした不利益を被らないためにも、登記の専門家である司法書士に早期に相談し、1日でも早く登記申請を終えることを推奨します。
【相続の専門家】相続手続きをサポート
相続は人が亡くなることで発生し、亡くなった方が生前に保有していた財産(すべての権利義務)を特定の相手が引き継ぐことを指します。
相続手続きは多岐に及び、具体的には以下のような手続きが該当します。
・遺言書の作成
・遺言書の検認
・相続人調査
・相続放棄(限定承認)
・準確定申告
・遺産分割協議
・相続登記
・相続税申告
司法書士であれば、こうした相続手続きを円滑にサポートすることが可能です。
たとえば、遺言書の作成をサポートし、将来の相続トラブルを回避することができます。
また、相続財産に不動産があれば、相続登記を行うことができます。相続登記は、令和6年4月1日から義務化されているため、今後は必ず手続きを行う必要があります。
その他にも、亡くなった方に多額の借金があった場合は、返済義務を相続人に引き継がせないための相続放棄をサポート可能となっています。
相続手続きは種類が多く、何から手を付けていいかわからないものです。
たとえば、相続人調査をしないまま遺産分割協議をしてしまうと、後になって前妻(前夫)との子が見つかり、せっかくまとまった協議自体が無効になるおそれがあります。
遺産分割協議は、相続人調査をしっかりと行い、相続人全員参加で進めなければなりません。
こうした数々の手続きを個人で行うのは容易ではなく、多大な負担となってしまいます。
しかし、司法書士に相談・依頼をすれば、円滑に手続きを進めていけるのでご安心ください。
司法書士と法務局や市役所での相談することの比較
上記の法律手続きについては、法務局や市役所に相談することも可能です。
では、司法書士と法務局や市役所で相談にはどのような違いがあるでしょうか?
司法書士と法務局の比較
愛媛県四国中央市を管轄としている法務局は、「松山地方法務局 四国中央支局」です。
四国中央市支局の登記相談は、毎週月曜日9:00~11:30まで、1人20分までと決められています。また、予約制となっているため、あらかじめ相談予約を取らなければなりません。
法務局では、登記申請に精通した相談員が個別の案件についても回答してくれますが、あくまでも相談だけに限り、具体的な手続きをサポートしてくれるわけではありません。
一方で、司法書士であれば相談時間は30分~1時間以上も可能となっていますし、相談だけでなく依頼をすれば手続きを全面的にサポートしてもらえる点が大きく異なります。
司法書士と市役所の比較
愛媛県四国中央市では、主に3つの市民窓口センターで司法書士相談を実施しています。
司法書士相談が実施されているのは、三島の本庁、川之江センター、土居センターです。
開催日は1ヶ月に2~3回程度、午前の部が9:00~12:00、午後の部が13:00~16:00、1人30分までとなっていて、前日までの事前予約が必須です。
実際に地域で活躍している司法書士を招いての無料相談となるため、個別の案件について具体的なアドバイスをもらうことが可能となっています。
しかし、その場で依頼できるわけではなく、実際に手続きをサポートしてもらうためには、あらためて司法書士事務所での相談が必要となります。
また、司法書士とつながるきっかけにはなるものの、自分で好きな司法書士を選べるわけではないため注意が必要です。
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無料相談の流れはこちら>>
よくあるQ&A
Q: 司法書士に相談する際の費用はどれくらいですか?
A: 費用は依頼する内容によって異なります。具体的な金額については、司法書士事務所のホームページを参考にしつつ、事前に見積もりを取ることが推奨されます。
Q: 司法書士と弁護士の違いは何ですか?
A: 司法書士は、すべての登記申請手続きに加え、債務整理、相続手続きの中で特定の法的手続きを得意としています。一方、弁護士はより広範な法的問題や紛争に対応し、民事だけでなく刑事事件を取り扱うことも可能です。
このように、司法書士と弁護士は取り扱う業務範囲に違いはあるものの、業務の質については個々の事務所によって異なるため、信頼できる事務所探しをすることが重要です。
Q3: 四国中央市における司法書士の探し方は?
A3: 地元の法務局や市役所から相談先などのリストを求めるか、インターネット検索で評判やレビューを確認するのが一般的です。また、地域の司法書士事務所のウェブサイトを参考にすることも有効です。
【無料相談】四国中央相続・遺言相談センターへお気軽にご相談下さい。
相続手続きは生涯において、何度も発生するものではありません。
また、正確な知識とスピーディーな対応が必要となります。
初めてのことで不安になられる方もとても多くいます。
そのような方に、お気軽にご相談いただくために、四国中央相続・遺言相談センターでは【初回無料】でご相談を受け付けております。
同じようなご不安の中、四国中央相続・遺言相談センターでサポートをさせていただいた方のお声をたくさんいただいております。
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